1983年に録音されたクルーニー〜ビッカートの初録音。 デュオ曲=「ONE FOR MY BABY」 LET'S TAKE THE LONG WAY HOMEなどウエスト・コーストらしい心地よいJAZZが聴けます。 どの録音でもそうですが、エドの伴奏でのコードの選び方は非常に素晴らしい。 |
1984年の録音 デュオ曲=「BE CAREFUL,IT'S MY HEART」、「WHAT'LL I DO」 1曲目からHAPPYなジャズを聴かせてくれます。 CHRIS FLORY(Guitar)は数曲で心地よい4ビート・リズムを刻んでいます。「CHEEK TO CHEEK」ではソロも取っています。 「I GOT LOST IN HIS ARMS」という曲は初めて聴いたのですが、美しいバラッドです。 エドのコードワークは日本ではオルゴール・サウンドと呼ばれているそうですが、このデュオのサウンドを聴けば納得できます。 ピアノのようなコードワークです。最後の曲が面白い! |
1985年録音。 デュオ曲=「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」「SPRING IS HERE」 ローズマリーのボイスは伸びがあっていいし、スコット・ハミルトンのボーカルのサポートが巧い! 「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」は本当に素晴らしいテイクだと思います。 エドも「THE DAYS WINE AND ROSES」で良いソロを取っている。少しジョー・パスを連想させるが、 ソウル音楽のようなソロの入り方もお見事。 このアルバムでは前述の2曲以外にもボイス+ギターの絡んでいる部分が多くて面白い。 私は一連のソングブックの中でこのアルバムを一番よく聴きました。 |
1986年録音。 デュオ曲=「SECOND TIME AROUND」「CALL ME IRRESPONSIBLE」 このジャケット・・・古すぎます。一体いつの写真を使用しているのか・・・。 そんな最初のイメージとは裏腹に演奏は実に良い。 そしてJAZZ GUITAR界初の女性?(私は他に知りません)。EMILY REMLERの心地よい演奏も聴くことが出来ます。 彼女はオクターブ奏法でソロを取ったりもします。存在感はありますね。 エドとクルーニーのデュオ演奏を目を閉じて聴いていると、人間の様々な思いが伝わってきます。聴いている者を包み込む優しさを感じます。 |
1987年録音。 デュオ曲=「I REMEMBER YOU」「P.S.I LOVE YOU」 こうしてソングブックを聴くと、色んな曲を作曲者別に分けて聴いていることになるわけですが、 JOHNNY MERCERの曲にはどこか寂しげな部分があるように思えます。そこが何故か魅力的に思えるのは私だけでしょうか。 非常に深い精神を感じます。 |
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