彼の愛器はFENDERのテレキャスター(左の写真)です。トップの塗装の剥がれ具合が凄いです。 弦はジャズギター(フルアコースティック・ギター)によく使用するようなフラット・ワウンド弦ではなくラウンド・ワウンド弦が張られていました。 弦高はとても低く、コードチェンジがとてもスムーズに行えるように調整されています。 エドがテレキャスターを使用する前、彼はGIBSON−175を使用しておりました。 また、そのGIBSON−175で54年頃までの録音には使用したそうです。 現在もハードケースに入れられ、大切に保管されておりました。 テレキャスターに持ち替えた大きな理由はフルアコの 「ハウリングの問題」に悩まされていたからと本人は言っておりました。フルアコ使用者には確かにハウリングは大問題です。バンド編成が大きくなるにつれ悩むようになったのは当然のことのように思えます。 事実、エドはRob McConelのBOSS BRASSというBIG BANDに永い間在籍しました。きっと、GIBSONー175を使っていた頃からBIG BANDには参加していたのではないでしょうか。 |
ブリッジには金属製のカバーが取り付けられています。 ED BICKERTと書かれたシールが張ってあります。 しかし、楽器に付いている傷を見ると以前は このカバーは付いていなかったように思われます。 |
エドが以前、どのようなアンプを使用していたかは知る由もありません。
しかし、長年ROLAND製のCUBE−60を好んで使用したとエドは言っています。
エドは一般的なミディアム位の厚さのピック(ティアドロップ型)を使用しています。 あのGUITARにこのアンプで、あのサウンドが出るのかと思うと一体どんなアンプ・セッティングをしていたのか不思議です。 エドが引退をしたのは2000年であり、その後4年が経ちますがエドは自分のギターとアンプを未だ所持しています。 「持って帰ってもいいよ!」なんてジョークをよく言ってますが、何故大切に保管しているかは自分でも分からないそうです。 しかしエドはこうも言っていました。 「もし、私が再びギターに興味を持ち演奏活動を再開したいと思ったら別の機材を買うであろう、今は車が欲しい」・・・・と。 |
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